となりのチカラを観て

死別母子家庭
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となりのチカラ

テレビ朝日系の、松潤が主演のチカラを演じるドラマが今週最終回です。

ざっくり言うと、マンションを舞台にしたホームコメディです。

前回、嫌な台詞がありました。

以下ネタバレになりますので、知りたくない人はスルーして下さい。

両親を津波で亡くし、祖母に育ててもらった高3の託也。

その祖母が認知症になり、2人で暮らすのも限界となり、何で自分ばっかりこんな目にあうのかと言うシーンがありました。

それに対して松潤が、託也がそれに耐えうる人間だからと返します。

その台詞に、イラッとしました。

高3で、こんなに大変な子もいれば、何不自由なく過ごしている子もいる。

夫が亡くなった時を思い出しました。

義兄が、この試練は筆者が耐えうる人間だからと。

彼なりに慰めてくれているのだろうとは思いますが、イラッとしました。

耐えられるも何も、泣いても喚いても変えられないどうしようもない事実。

一番悲しくやるせないのは筆者で、義兄は生活には支障がない。

何なら変わって欲しい、世の中不公平だと。

因みにドラマでは、いつも周りの悩みやトラブルを気にして解決しようとチカラも、学生時代に母を病気で亡くし達が後追い自殺するという、悲しくやらせない状況になったとカミングアウトします。

それでも時間は進むと。

悲しみを知っているからこそ、周りの人に優しいのかな。

普段はさらっと観ていましたが、先週の放送では色々と思い出しました。

視聴率はイマイチのようですが、今更ながら結構良いドラマだったと思います。

因みに例の台詞、言われた方はイラッとする場合もありますので、使う前には考えて下さいね。

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