奨学金
昨年12月に申し込みした、長男の奨学金の決定通知書が届きました。
元々、貸与の奨学金を申し込みする気はありませんでした。
貸与だと返済しなければならないので、借金と同じだと思うからです。
しかし、半分貸与で半分給付型の奨学金。
それなら採用されたら、助かるなと。
というのも、給付分の月額奨学金で大学までの定期代が賄えるのです。
返済は筆者がしようと思っています。
因みに、たまたま見つけたその奨学金。
知らない人は、お得は受けられないなとつくづく思います。
そして面倒な書類作成をするかどうか。
難関は作文でした。
長男に奨学金の制度を説明し、作文を一緒に考えました。
本来奨学金は子供主体で、作文も一人で考えるべきなんでしょうけどね💦
ネットで検索すると例文も出てきますから、大目に見てもらいたいと思います。
大学無償化
学歴は筆者のコンプレックス。
子供時代に親から、女の子だから短大なら行かせてあげると言われました。
当時女子はまだまだ、短大までが多かったのです。
今思えば、それだって年間100万はかかっていたでしょうから、就職しろと言われなかった事に感謝すべきなんですけど。
しかし就職してから、大卒との差に悔しい思いをしました。
仕事ができるできないではなく、学歴が賃金を決めるのですから。
子供達には同じ思いはさせたくない、希望するなら大学へ行かせてあげたいと思って、育休を取りその後保育園へ預けて働いてきました。
当時は一度仕事を辞めると、正社員での再就職は難しかったからです。
再就職をしようとした友人から、面接で子供が病気になったらどうするのかと聞かれたと聞いていました。
有給休暇と病児保育を利用したり、県外の義母に助けてもらったりしながら、学費を貯めるために生活水準を上げずに慎ましく暮らしてきました。
そして子供達には、希望するなら大学へ進学して良いと伝えてきました。
ですから子供達に、はなから奨学金を受ける気がないのは仕方ありません。
そう育ててきたからです。
ただ、計画的に2人の学費を貯めてきたのは良かったのかどうか…。
学費の為にと貯金してきたせいで、国の大学無償化は受けられません。
母子家庭で年収要件は満たしているのに…。
自分の時間を削って必死に仕事と家庭の両立してきましたし、子供達に贅沢させずに色々と我慢もさせてきました。
そんな我が家は無償化の恩恵を受けられず、車に外食に服やゲーム…貯金せずにあるだけ使う贅沢な生活をした人は受けられるなんておかしな話です。
異次元の子育て支援によって、その内この制度も変更されるのでしょうか。
妊婦健診の補助・保育料無償化・育児休業給付金の支給率などなど、子育てのお得を受けられなかった私達の世代にも、異次元の子育て支援をしてもらいたいものです。
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