死別母子家庭のイメージ
死別母子家庭と検索すると上位に裕福というワードがランクインされます。
保険金もらって左うちわで暮らしてるんでしょ
こんなイメージなんでしょうね。
死別といってもケースバイケースで、亡くなった年齢・理由・職種によっても違うよ
お給料の代わりになる遺族年金も、自営なら遺族基礎年金のみです。
会社員の場合は、遺族基礎年金と遺族厚生年金が受給できますが遺族厚生年金は、平均標準報酬月額や被保険者期間によって決定します。
つまり、若くして亡くなると遺族への保障が少ないということです。
また仕事中なら労災遺族補償年金が、事故なら損害賠償がプラスαで受けられますが、病気の場合はありません。
退職金についても勤めていた会社によって異なりますし、勤続年数が長ければ長いほど金額が増えます。
自宅についても、住宅ローンを組んでいる場合は団体信用保険でチャラになりますが、賃貸の場合は、死別後も住宅費が毎月必要となります。
重くのしかかるもの
死別した時に子供がいる場合、子供のために頑張って生きていかなければという、モチベーションアップにはなります。
筆者の場合も泣いている暇はなく、日々を過ごすことに必死でした。
さらに、自分一人にのしかかる責任感が半端ないです。
お金もかかります。
相談相手もいません。
我が家の場合は、自身の両親も他界しており「何で我が家なのか」と、死別当初は世の中を斜めに見ていました。
うちもワンオペで母子家庭状態だよ
いやいや全然違うでしょこの言葉が一番傷つきました。
死別母子家庭は、自分しか子供の責任者がいないのです。
収入も一人、責任も一人、精神的にギリギリです。
保険金が入って羨ましいと言う人、よく考えてみて下さい。
ご主人が年収500万円だとしたら10年で5,000万円、20年で1億円の収入です。
二人で育てるほうがずっと裕福なんですよ。
両親が揃っている、ただそれだけで本当に羨ましいです。
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